先端から動く

武道武術格闘技に限らず、小手先の動きは良くないものとされている。

なにより、肘から先のみを動かしてなにかするということは効率が悪いし、肩がこる。

俗にいう「小手先だけの技」になってしまう。

そこで、中心から(腹から、腰から、下半身から、脚から、などいろんな表現で)動くことが肝要とされる。
体重の乗った突きなんかも、これでないと打てない。

しかし、フェンシングは剣先から動くという。(ジークンドーのパンチもしかり)

先端から動き出し、身体がそれに引っ張られるという仕組み。

剣術でもなんだかそれらしい気がする。


さあ!どっちが良いのでしょう?


現時点で判ることは、剣先からの動きという表現は、方便であり、意識が先端からなのか中心からなのか、の違い
なのかなと思う。

先端からの意識で、身体がそれにつられて動いても、中心と繋がることで「剣先からでも中心からでも結果は同じ」

ただ、命のかかるような戦いの中では、刹那の勝負が生死を分けることになる。

そんな世界が前提であれば「コンマ何秒でも速く、無理なく、楽に」動ける方が有利。

そこで、力は無いが自由度が高い先端が動いた方が楽だし速い。

相手とのファーストコンタクトが終わるか終わらないかの刹那で、先端から中心に入力する。

「起こり」を消した攻撃の完成!

※と、書いてるけどできませんw


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