人間は脊椎動物です。
従って背骨を意識して動く(というか背骨から動く)と動きやすい。
でも、背骨=中心軸ではない。
※中心軸、正中心、正中線とか呼び方はいろいろ、体の中心をとおる架空の線(円筒形だという説もあるけど元々物理的に存在しないものなので、ナントも)
中心軸が通るとされているのは、会陰(お〇〇このあたり)から百会(頭頂部の真ん中あたり)を結ぶライン。
これは、背骨とは違う場所だけど、全く別とは言えないと思う。
会陰から肋骨の際あたりまでは腰椎と中心軸は、ほぼ同一上にあり、そこからは肋骨と背骨の間を抜けて、頸椎のあたりから再び合流する。
骨格模型を眺めていて、そんなふうに感じた。
ところで、背骨はS字の形に湾曲しているし、首の骨は前傾している。
この湾曲を無くし、まっすぐに伸ばすという形が中国武術などであるらしい。
合気道や古流の柔術でも、姿勢をまっすぐにして技を掛けることが基本のようです。
このいわゆる生理的湾曲を伸ばすことで、中心の力を引き出すことをできるのだと思われる。
しかし、実際の闘い(とか、スポーツとか作業とか二輪に乗るときとか)になればヒトは前傾姿勢になる。
この前傾は単なる猫背とは似て非なるものであるけど、やっぱり「正しい姿勢」にこだわる人から見れば猫背になるんだろうな。
かの有名な先生方も、戦闘態勢の際は前傾になっている。
猫背とまでは言わなくても、背中を自由に使える姿勢が自然だと仰ってます。(動画では触れていない)
姿勢をまっすぐにすること、これは、、、電波系になっちまいますが、、、その、アンテナになるというか、なにかを受信しやすい状態になることも含んでいるのでは無いかと思う。
この状態にさせられて。
私の教え、ボディワーク、技、その他諸々こそ全て正しくて、世の中で信じられている常識こそが間違いです。
などと教え込まれたら、そりゃ大変です。
それは洗脳です。
わけのわからん内容になりましたw